こんな方におすすめ
- 自分の町を「世界に紹介してみたい」と思っている人
- 語学を“学ぶ”だけでなく“使ってみたい”語学学習者
- 通訳案内士・観光関係・地域ビジネス従事者
「海外の人たちに、自分の町の魅力を伝えたい」
そんな気持ちを抱いたことはありませんか?
私は山口県で通訳案内士をしていますが、東京や京都のような有名観光地ではなくても、
“地方の物語”に心を動かされる外国人旅行者が本当に多いと感じます。
たとえば、小さな温泉街で湯けむりが立ちのぼる風景。
地元の商店街で交わす何気ない会話。
そのどれもが、外国人にとっては「リアルな日本の暮らし」なのです。
そして、そんな魅力を伝えるときに欠かせないのが——「言葉」です。
英語でも中国語でも、あなたの町を語る言葉があるだけで、
地方は世界とつながります。
💬 翻訳ではなく、“気持ちを伝える”こと
多言語発信というと、つい「正確に翻訳しなきゃ」と思ってしまいがちです。
でも実は、完璧な翻訳よりも大切なのは、その場所をどう感じてほしいかを伝えることなんです。
たとえば、私は観光案内のときに「静けさ」という日本らしい感覚を説明することがあります。
単に“quiet”や“peaceful”と訳すよりも、
「日本では、静けさは心を落ち着かせるための時間なんですよ」と伝えると、
旅行者の目が一気に輝くのを感じます。
翻訳は情報を伝えるものですが、**翻意(気持ちを伝えること)**は共感を生みます。
地方の空気感や人の温かさを、そのまま外国語で表現できたら、
それはもう立派な“文化の橋渡し”になるのです。
📱 SNSで「地方×語学」を世界へ発信しよう
今の時代、発信に必要なのはスマホ1台。
Instagramや小紅書(RED)を使えば、地方にいながら世界中の人とつながることができます。
私自身、山口県の温泉や町並みを中国語で紹介してみたところ、
中国や台湾のユーザーから「ここに行ってみたい!」「日本の田舎って素敵」とコメントが届きました。
正直、東京や京都ほどの知名度がなくても、
“リアルな日本”を伝えれば、世界はちゃんと反応してくれます。
語学ができる人にとって、SNSは最高の舞台です。
ただ風景を投稿するだけではなく、
「この町の人は、こういう時に笑う」「ここでは“静か”が最高の贅沢なんです」
そんな一言を添えるだけで、投稿の温度が変わります。
あなたの言葉で、町の物語を世界へ届けてみませんか?
🏞 ローカルだからこそ語れる物語がある
地方には、まだ誰も翻訳していない魅力がたくさんあります。
たとえば、山口県の萩市を歩いていると、
明治維新の志士たちが歩いた道が今もそのまま残っています。
外国人の方に「この坂を昔の志士たちが駆け上がったんですよ」と話すと、
一気にその場所が“歴史の舞台”に変わります。
地元の人にとって当たり前の景色も、
外国の人にとっては“新しい発見”なんです。
あなたの暮らす町の、日常の風景こそが、世界がまだ知らない宝物です。
💼 語学発信が仕事につながる時代
語学で地方を発信することは、趣味で終わりません。
それがそのまま「仕事」になるケースも増えています。
私のところにも、SNSを通じて
「山口県を案内してほしい」「おすすめの宿を紹介して」
という依頼が届くようになりました。
発信が信頼を生み、信頼が新しい仕事につながる。
それが今の時代の“語学ブランディング”の形です。
通訳案内、ツアー企画、文化体験、語学教育──
どんな分野でも、「言葉×地域」を組み合わせれば、新しい価値が生まれます。
🌸 これからの発信は「人間味」がすべて
AI翻訳が進化しても、人の言葉には“ぬくもり”があります。
旅先で誰かと笑い合った記憶、
方言まじりの挨拶、
ちょっとしたやりとりの中に生まれる“人との距離感”。
その温度を伝えられるのは、人間だけです。
地方に住みながら語学を活かす人は、
単に情報を発信するだけでなく、文化を翻訳する存在です。
あなたの言葉が、町の魅力を世界に伝える「橋」になります。
完璧な文法はいりません。
“あなたらしい言葉”が、何よりも価値のある発信になるのです。
✈️ まとめ
地方にいても、語学力があれば世界とつながれる。
それはもう、特別な人だけの話ではありません。
スマホ一つ、そして“伝えたい気持ち”があれば十分。
あなたの住む町が、あなたの言葉で、
誰かの「行きたい場所」になる。
語学を“学ぶため”ではなく、“伝えるため”に使う。
その一歩が、きっとあなたの人生と地域を変えていきます。