こんな方におすすめ
- 日本へ2回目以降の旅行を計画している方
- 日本人の日常生活を体験してみたい方
- 写真だけでは終わらない旅行を楽しみたい方
「今日はどこへ行きますか?」
そう聞かれて、多くの旅行会社は有名観光地の名前を挙げます。
しかし、私は少し違います。
「今日はスーパーへ行きましょう。」
「ホームセンターにも寄りましょう。」
「地元の食堂で昼ご飯を食べましょう。」
「夕方は漁港へ行きます。」
日本人なら、おそらく参加しないでしょう。
「旅行なのにスーパー?」
「ホームセンター?」
「観光地は行かないの?」
そう思うはずです。
しかし、不思議なことに、外国人旅行者、とくに日本へ何度も来ているリピーターほど、このようなツアーに興味を示します。
私は中国へ15回以上渡航し、東南アジアやヨーロッパでも現地のスーパーや市場へ必ず立ち寄ってきました。
理由は簡単です。
その国を知るには、観光地よりも「普通の生活」を見る方が何倍も面白いからです。
だから私は、山口県でも「日本人の日常を旅するツアー」を作りたいと思っています。
観光地ではなく、日本人の生活そのものが目的地になる
日本旅行というと、東京、京都、大阪、富士山が定番です。
もちろん、それらは素晴らしい場所です。
しかし、日本へ何度も来ている外国人旅行者と話していると、「もう有名観光地は行った」という声をよく聞きます。
では、次に何を見たいのでしょうか。
答えは、とてもシンプルです。
「日本人が普段どんな暮らしをしているのか知りたい。」
スーパーで何を買うのか。
ホームセンターでは何が売られているのか。
コンビニでは何を選ぶのか。
休日はどこへ出掛けるのか。
夕食は何を食べるのか。
こうした疑問は、日本人にはあまりにも当たり前すぎて気付きません。
しかし外国人にとっては、どれも興味深い文化です。
私は海外へ行くと、観光地よりも地元スーパーへ行く方が好きです。
現地の人が買うパン、飲み物、野菜、お菓子を見ているだけで、その国の文化や生活が見えてきます。
日本へ来る外国人も、まったく同じことを感じています。
つまり、このツアーの目的地は「観光地」ではありません。
日本人の日常そのものなのです。
軽貨物ドライバーだったから知っている「本当の山口県」
私は観光ガイドになるために山口県を勉強したわけではありません。
軽貨物ドライバーとして、毎日何百キロも走り、住宅街、漁港、山奥の集落、港町、農村まで荷物を届けていました。
当時は仕事でした。
細い道で苦労し、急な坂を上り、雨の日も雪の日も配達をしていました。
しかし今振り返ると、その経験こそが山口県の魅力を教えてくれました。
観光バスでは絶対に通らない道。
地元の人しか利用しないスーパー。
朝から漁師さんが働く港。
地元のお年寄りが集まる食堂。
ホームセンターで苗を選ぶ家族。
道の駅で野菜を買う地元の人。
これらはガイドブックには載っていません。
でも私は、こうした景色こそが「本当の山口県」だと思っています。
もし旅行者が「日本人の暮らしを見たい」と言うなら、私は迷わずこうした場所へ案内します。
有名な観光地よりも、きっと心に残る時間になるからです。
日本人は参加しない。でも外国人には最高の旅になる
「スーパーへ行くツアーがあります。」
「ホームセンターも行きます。」
「漁港で朝日を見ます。」
「地元食堂で昼ご飯を食べます。」
「道の駅で地元の人と同じ買い物をします。」
この内容を日本人へ紹介したら、おそらく参加する人はほとんどいないでしょう。
しかし、外国人旅行者へ紹介すると反応は変わります。
「それがやりたかった。」
「日本人と同じ生活を体験したい。」
「観光客向けではない日本を見たい。」
そんな声を聞くことがあります。
近年、世界の旅行スタイルは大きく変わっています。
高級ホテルに泊まることだけが贅沢ではありません。
その土地の人と同じ景色を見て、同じ店へ入り、同じ時間を過ごすことに価値を感じる旅行者が増えています。
私は、この流れは今後さらに強くなると考えています。
だからこそ、山口県のような地方には大きな可能性があります。
「何もない」と言われる場所だからこそ、日本の日常がそのまま残っています。
そして、その日常こそが、世界中の旅行者にとっては特別な体験になるのです。
まとめ
「日本人は絶対に参加しないツアー。」
一見すると冗談のようなタイトルですが、私は本気でこの旅行スタイルに可能性を感じています。
有名観光地を巡る旅は、これからも人気でしょう。
しかし、日本を何度も訪れる旅行者が求めているのは、その先にある「本当の日本」です。
スーパー、ホームセンター、道の駅、港町、地元食堂、住宅街。
そこには、日本人が普段どのように暮らし、どんな価値観を持ち、どんな日常を送っているのかが自然な形で残っています。
私は、そうした何気ない景色こそが、山口県最大の観光資源になると考えています。
「観光地を案内する」のではありません。
日本人の暮らしを体験してもらう。
それが、私がこれから目指したい山口県ツアーです。